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本サイトは医師を対象とした定期刊行誌「乳癌診療Tips&Traps(2001年9月~2015年9月発刊)」(非売品:大鵬薬品工業株式会社提供)の編集に携わる先生方を中心にたくさんの乳腺専門医にご協力いただきながら乳がんに関する情報をわかりやすくQ&Aやアニメーション形式で提供しています。掲載された情報は、公開当時の最新の知見によるもので、現状と異なる場合があります。また、執筆者の所属・役職等は公開当時のもので、現在は異なる場合があります。

乳がん Q&A

乳がんに関する様々な疑問を乳腺専門医が分かりやすく解説しています。

病気のことで気分が落ち込んだときに自分でできる対処法があれば教えてください。

具体的な対処法をいくつか表に示しますので、ご自分にあったものを試してください。ただし、あまり無理をして一人で抱え込まないようにしましょう。

明智龍男先生
(名古屋市立大学大学院医学研究科 精神・認知・行動医学 准教授)

表:具体的な生活上のアドバイス

  • 体を動かすなど少しでも一日の生活の中で病気を忘れる時間をもつようにしましょう。
  • 毎日の生活の中で達成できそうな小さな目標をたてて、ひとつずつ積み上げていきましょう。
  • 自分の気持ちや気がかりなこと、心配ごとを書き出して整理してみましょう。
  • 自分にとって、今、もっとも重要なことは何かを考えてみましょう。
  • 家族や信頼できる友人につらい気持ちをうちあけてみましょう。
  • 患者会に参加するなどして他の患者さんの対処方法を参考にしてみましょう。
  • 過去のつらい時期に自分がとった有効な対処方法を思い起こして、もう一度それを実践してみましょう。
  • 変えられることと、変えられないことを区別し、変えられそうなことについてはその方法を探してみましょう。変えられないことについては考えないようにしましょう。
  • 再発の予防法は、誰にもわかりません。もし、再発の不安があるのなら「万が一、再発転移したときに、自分は何をしていたら後悔しないか」という視点で考えてみましょう。
  • 不安や落ち込みをあるがままに受け入れましょう。ただし、つらい気持ちが強くなり、生活に影響を及ぼすようなら主治医あるいは専門家に相談しましょう。心の問題を専門家に相談することは弱さではなく強さです。
  • 自分が心配していることは実際にどれくらいの可能性で起こるのかを科学者のような目で冷静に考えてみましょう。
  • 視点を変えてみましょう。たとえば、他人が同じ状況におかれた場合に自分だったらどんなアドバイスをするか考えてみましょう。
  • つらいときは一人で思いっきりなくこともいいでしょう。
  • 再発したらもうだめだと思っていませんか?治療法は日進月歩です。

乳癌診療Tips&Traps No.28(2010年5月発刊)Question1を再編集しています。

※掲載された情報は、公開当時の最新の知見によるもので、現状と異なる場合があります。また、執筆者の所属・役職等は公開当時のもので、現在は異なる場合があります。