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検査について
Q

細胞診とはどのようなものですか?


腫瘤内の細胞を針で採取して、顕微鏡で観察します。


■池永素子先生(癌研究会附属病院細胞診断部)
  乳がんの検査における細胞診には、穿刺(せんし)吸引細胞診、乳頭分泌物の細胞診などがあり、文字どおり採取した細胞を顕微鏡で観察して診断するものです。ここではよく行われている「穿刺吸引細胞診」について説明します。
 穿刺吸引細胞診は、細い針をつけた注射器で腫瘤(しこり)を直接刺して、針先で削って細胞を採取します。多くの場合は局所麻酔なしで行わています。採取にあたっては病変の大きさ、位置、性状などを超音波で確認します。超音波の画面では針先の位置もわかるので、狙った部位に針が到達しているかどうかを確認することもできます。
 しこりが嚢胞(液体がたまっている状態)のときは、その液体をできる限りすべて吸引して、含まれている細胞を調べます。また、嚢胞の中に腫瘤がある場合は、超音波で観察しながら腫瘤部分を刺して細胞を採取します。
 採取した細胞は、標本用のガラスに吹き付けてからアルコールにすばやく浸して固定させ、標本を完成させます。こうして作成された標本を顕微鏡で詳細に観察して診断を下します。
 しかし、乳腺の病気は細胞診だけでは診断が難しいものもあります。その場合は、細胞片を採取して観察する組織診を行います。



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